BINGO BONGO GROUP



ビジネスの視点から見た新品と古着

2016.05.10(Tue)【

メンズセレクトオンリーだったBINGOBONGO。その一階をキッズの古着(スニーカーは新品)、二階をレディースの古着に変えてみて...

アパレルの主要業態を古着に変えた...というよりは戻したと言うほうが正しい。

うちは元々BINGOBONGOという古着屋を2001年に始めて、その後も福服(VINTAGE SHOP 2003年開店/2008年閉店)、Ace in the Hole(2004年開店/現在運営中)、micro(2006年開店/2009年閉店)、Change(2009年開店/2011年閉店)と現在運営中のお店も含め過去に5店舗も古着屋を運営していました。

閉店したり、古着からセレクトに変えていった一番の理由は、アメリカで良いと思う古着が集まりにくくなってきたから。当時はVINTAGEを中心の品揃えにしてたので、年々それはアメリカからもなくなっていく訳で2009年ごろよりBINGOBONGOを国内セレクトメンズに変えていきました。

それが今また古着になぜ回帰してるのか?

いくつか理由はありますが、一番古着に今また魅力を感じるのは、新品でいうSPA(企画から製造、小売までを一貫して行うアパレルのビジネスモデル)に近い形で運営できるということ。

アパレル業界が年々厳しいと言われだして随分と月日が立ちますが、これだけ厳しい状況だと小売り同様にメーカーも体力がある会社が少ないので、昔のようにストックを持たないところが多い(最低の受注分だけの生産のみ)。そうすると売れ線がでてきた時に、追加発注しても商品を引っ張れないことが多い(昔は違いました)のが今の新物を扱う業界の弱みにもなってきます。

個店ばかりがひしめくあう路面店にいると感じにくいのですが、大手商業施設などに出店した際に感じることは売れてる店はやっぱり売れてて、売れてるお店(会社)はほぼSPA業態のお店さんです。

シーズンの立ち上がりに薄く広く商品を展開し、その中から売れてるモノを断定、すぐに追加生産→店頭に補充。それを短期間に繰り返し行える資本力や工場のラインを抑えてるMDがしっかりした大手セレクトショップはどんなに状況が悪くても売れてるなと、PARCOさんや博多アミュプラザさんなどに出店して気づきました。

そんなことを実感する中で、古着の世界には一点ものの良さ、原価率の良さ、そして何よりSPAに近い形で運営することができることを再認識した訳です。古着の世界にも流行はあります(特にレディース)ですが。去年の秋冬に流行ったものと言えば、ハットやバングル、フリンジもののアイテムだったり、今年の春夏はランジェリーやパジャマなど。

お客様が欲しがってるアイテムが分かってる上で買い付けに2ヶ月に一回(多いときに毎月)行けるので、売れ線を補充しやすくなります。アメリカでは現地のバイヤー、また日本から来てる他店のバイヤーと商品の抜き合いになるので、数を大量にとはいきませんが、それでもお客様が来店された際、欲しい商品が無いという機会(チャンス)ロスは古着に回帰した今のほうが圧倒的に少なく、それは顧客満足度を上げることに繋がります。

まー、固い話になりましたが、やっぱり古着は面白い。特にレディース。

東京のDEPTさんがファッションビルではなく、新宿伊勢丹と銀座三越といった百貨店に期間限定ではありますが、招聘される時代。ますます古着は面白くなってくるのではないでしょうか。

福岡の商業施設のリーシング担当の方々もこの動きは察知してるはずなので、今後の福岡のシーンに取り残されないようにしたいと思います。笑

古着の魅力についてはリメイクなど、まだまだ語りたいことがあるので、それはまた次の機会にでも。


DE LA SOUL!ついに8月に11年ぶりの新作の発売決定しましたね〜。


昔、パーティーではこの曲DJ達の間で取り合いでしたね。笑




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